夏場に起こる肌トラブルはそのまま放置しておくと大きなトラブルに発展することもあります。
特に気を付けなくてはいけないのが発汗による乳幼児のあせもではないでしょうか。
私の子供たちもよくあせもになっていました。
そこで今回は、赤ちゃんのあせも対策に有効な薬を紹介すると共に未然に防ぐ方法について調べてみました。
赤ちゃんのあせも|薬(市販品)&おすすめスキンケア用品
乳幼児は大人よりも肌がデリケートにできているので、同じ発汗によるあせもでも有効な薬やスキンケア商品は異なるので注意が必要です。
ここからは、通販で購入できるお勧めの商品をご紹介します。
薬
池田模範堂が販売しているムヒ・ベビーは、赤ちゃんのデリケートな肌にも合うように作られています。
痒み止め特有のスーッとした感覚がなく、赤ちゃんも嫌がりませんよ。
・お肌にしみない
・のびが良く、広い患部にもやさしく塗り広げられる
・殺菌剤が肌を清潔に保つ
・ステロイド剤は配合していない
【効能 効果】
かゆみ、虫さされ、あせも、かぶれ、しっしん、じんましん、皮膚炎、しもやけ、ただれ
私もムヒベビーは常備している商品です。2歳の娘は特に足の裏やオムツの部分がよくかゆくなるので、夏場は重宝しています。それでも効かない場合、皮膚科を受診しています。
液体ムヒ・ベビーは3ヶ月から使用できる商品です。
手を汚さない、液体ならではの塗りやすさが特徴です。
・液体ならではの高い浸透力で、すばやくしっかりかゆみを止める
・かきこわしなどによる症状の悪化を防ぐ
・お肌にしみない処方(敏感肌にもおすすめ)
・健康なお肌と同じ弱酸性の製剤
・無香料・無着色
・ステロイド成分は配合されていない
【効能 効果】
かゆみ、虫さされ、あせも、かぶれ、しっしん、じんましん、皮ふ炎、しもやけ、ただれ
アレルギー症状(発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人などは医師の相談をしてから使用してくださいね。
私も一度買ったことあります!手が汚れないのがいいなって思って。大人でも使えるので、夏場に蚊に刺された時もあれば使っていましたよ。
ユースキンあせもクリームは、乳幼児から大人まで幅広い年齢層に対応した商品です。
家族で共有できるので大人用、子供用と別々に購入する必要がありません。
・ふわっとのびの良いクリーム
・バイ菌の繁殖を抑え、あせも・かぶれを治す
・白く粉っぽくならず、のびが良い
・すばやく患部にぬることができる
・ステロイド成分は配合されていない
【効能効果】
あせも、かぶれ、しっしん、皮ふ炎、かゆみ、ただれ、じんましん
使ったことのある人達の声としては、「定期的に使用することで、ある程度予防できているかも」「かゆみが治まった」「あせもにならないための予防策にいい」「汗かぶれから解放された」といった内容がありました。
予防として塗るというのに惹かれますね。私の娘はすごい汗っかきで、しょっちゅうかゆみやあせもになっているので、これを塗って予防するのもアリかも!!あ、アレルギーがある人や異常が見られた人は医師に相談してくださいね。
先ほどご紹介したあせもクリームのパウダーバージョンです。
パウダーの配合で塗った後に白くならず、伸びが良いので素早く濡れるのが特徴になります。
・さらっとのびの良いクリーム
・バイ菌の繁殖を抑え、あせも・かぶれを治す
・白く粉っぽくならず、のびが良い
・すばやく患部にぬることができる
・さらさらパウダー配合
・ステロイド成分は配合されていない
【効能効果】
あせも、かぶれ、しっしん、皮ふ炎、かゆみ、ただれ、じんましん
アレルギーがある人や異常が見られた人は医師に相談してくださいね。
痒み対策の抗ヒスタミンだけでなく、ビタミンや亜鉛など色々な成分が配合されています。
肌に優しくカサカサ、ジュクジュク状態の患部にも塗れるのが特徴です。
・おむつかぶれやあせも、湿疹等に効果もあるため赤ちゃんにオススメ
・かゆみを鎮めるものや患部の治りを助けるビタミンなどを配合
・肌にやさしい軟膏
・患部がカサカサしている時やジュクジュクしている時などにも使用可能
【効能 効果】
・おむつかぶれ、あせも、湿疹、皮膚炎、ただれ、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんま疹
数回塗布したら翌朝に赤みが引いていたという声や、ステロイドの軟膏より効いたという声もありましたが、白くなるという声もあるため、見えるところに塗る場合は注意が必要ということです。おむつかぶれにいいというので、受診する前にコチラを試すのもいいかも。
スキンケア
先ほどまでは、どちらかというとあせもができたなど、症状が現れた時に使用するといい物になりますが、赤ちゃんは普段のスキンケアも大切です。
そこで、赤ちゃんでも使えるスキンケア用品を下記でご紹介すると。
アトピタのベビーローションは、ベタ付きがなくしっとりとした肌触りが手に入ります。
無香料なので、匂いで赤ちゃんが嫌がる心配もないのもいい(´艸`*)
・赤ちゃんのお肌を保湿・保護する成分を配合
・べたつかず、お肌をしっとり整える
・ノンアルコール・パラベンフリー
・ 無香料・無着色
無添加で赤ちゃんのお肌にいいのが魅力的ですね。使用した人の声には、ローションの濃さがちょうどいいや、ベタベタにならない、乳液として使っているという人もいました。アトピタは、私の娘にも使用したことがありましたが、娘の場合、本当に乾燥が酷くて、あんまり効果がありませんでした(´;ω;`)
ベビーバームは、あせもの原因になるおむつのムレや肌荒れを予防できる商品です。
お尻回り以外に全身に対応しているのが特徴です。
・おむつまわり用のケアクリーム
・ムレの原因となる水分を吸収する効果で、肌をさらさらに
・おむつまわりの肌荒れを和らげ防ぐ
・あせものケアにも
赤ちゃんのお肌はデリケートで、ウンチやおしっこで肌があれたりすることもしばしばあります。ベビーバームを使用することで、オムツかぶれの予防になるのは、赤ちゃんだけでなくママの心のケアにも繋がるかも。(かぶれが酷いと、病院いったり、赤ちゃんがよく泣くので対応することになるから、それから解放される可能性が高くなりそう。←オムツかぶれは私の経験;;)
アロベビーは子育てママだとよく目にする商品ではないでしょうか。
楽天お買い物マラソンで、よく目にするなって思う。
アロベビーミルクローションは、新生児から使える国産無添加ベビーローションで、高保湿乳液で乾燥肌の赤ちゃんにもおすすめの商品です。
顔や全身に使え、大人も使用することのできるので親子で使えるのがいい★
さらに、フェイスクリームは、カサカサしやすい頬や口周りに。
もちろんフェイスクリームも無添加なので安心。
保湿効果の高いオーガニックシアバターを贅沢に配合した保湿クリームで、おしりまわりの肌を保護し、肌荒れを防いでくれます。
新生児から使えるのもいい(*^^*)
・シアバター高配合で伸びやすい
・純国産で、世界的オーガニック基準処方
手頃な価格に対して内容量が多く、長く使えることで人気です。
おやすみ前のリラックス習慣のために開発されたナチュラルカームがブレでンドされたローションです。
・低刺激
・全身使える
・新生児から使える
購入された方からはやはり、安価でいいという声や3年以上使用している人、香りがよくリラックスできそうという声があります。リピ買いしている人が多いなという印象です。
赤ちゃん|あせもの原因
私の子供達も赤ちゃんの頃は特にあせもになりやすいく、何度も皮膚科に行っていましたが、そもそもあせもの原因は何でしょうか。
人間の汗には体内にある尿酸やアンモニアが含まれていて、これらの刺激成分が皮膚に付着した状態が長く続くと徐々に炎症を引き起こします。
この炎症によって起きた肌荒れが、「あせも」です。
原因は共通しているのに、大人より赤ちゃんの方があせもができやすいと言われています。なぜなんでしょう??
赤ちゃんの方があせもができやすいのは、赤ちゃんは大人よりも新陳代謝が活発で、汗をかく量が多い上に体が小さいため汗腺の密度が高めとなっています。
これが赤ちゃんがあせもができやすい理由です。
一般的にあせもは、発汗しやすく蒸発しにくい場所に集中してできます。
特に注意しなくてはいけないのが、下記のような場所です。
上記のように、皮膚同士がこすれやすい場所が特にできやすいとされています。
赤ちゃんの場合は、それに加え、「後頭部」「背中」「首筋」「おむつのウエスト部分」にもできやすいので気を付けなくてはいけません。
赤ちゃん|あせもの対策と予防は?
赤ちゃんがあせもができやすいのは、新陳代謝もよくお肌がデリケートだということが挙げられますが、あせもの対策や予防はどうすればいいのでしょうか。
赤ちゃんのあせもは日常的なケアで予防することができます。
主な予防法は、
・通気性の良い衣類選び
・保湿
・室内温度の調節
などです。
★:こまめな着替えとおむつ交換
肌がデリケートな赤ちゃんは、汗をかいたままの状態にしておくとすぐにあせもができてしまいます。
汗をかいたと感じたらシャワーを浴びさせる、濡れタオルで拭くなどして取り除くことが大切です。
せっかく汗を取り除いても、同じ洋服やおむつを使ってしまっては意味がないので、必ず新しいものと交換して着させてあげてくださいね。
娘は兄妹の中でも特にあせもが酷いように感じます。あまりにひどいので皮膚科に行ったのですが、先生に言われたのは、オムツ卒業でした💦やはりオムツは蒸れやすく、トイトレを早めにスタートするのも一つの手だということでした。
★:通気性の良い衣類選び
通気性の良い服は、発汗を抑える効果が期待できます。特に夏場の洋服選びでは、デザインよりも機能性を重視するのがポイントです。
麻、コットン、絹などの肌触りの良い素材を選ぶと快適に過ごせます。
★:保湿
入浴は、汗と一緒に皮膚を保護する潤い成分も流れてしまいます。
潤いが失われた状態で放置をすると、乾燥による肌荒れを招いてしまうので、タオルで水分を拭き取りすぐに保湿してあげてくださいね。
★:室内温度の調節
暑さは発汗を促すだけでなく、熱中症の原因にもなります。
大人と子供では基礎体力が違うため、自分にとっては普通でも赤ちゃんには暑い場合があるので注意が必要です。
湿度が高過ぎると汗が乾くのに時間が掛かりあせもができやすくなるので、湿度40%~60%の範囲にしておくことも大切ですよ(*^^*)
あと皮膚科の先生に言われたのは、シャワーもおすすめされました。娘は保育園に通っているのですが、帰宅してからシャワーを浴びるのもいいかもとも言っていましたよ
。
対処法
赤ちゃんのあせも予防をしていたとしても、あせもはできてしまうことがあります。
私もその一人で、保湿や室温を気を付けていたのですが、ひじの内側などに赤みが出てしまいました(´;ω;`)
万が一あせもができてしまった場合は、以下のような対処が必要になってきます。
・搔きむしり対策をする
・処方薬の使用
赤ちゃんの肌の厚みは、大人の約半分程度で外部の刺激から守るバリア機能も備わっていません。
夏場の紫外線、冬場の乾燥であせもができた部分がダメージを負いやすくなります。
クリームやローション、ベビーパウダーなどを塗って悪化を防ぐことが大切になってきます。
特に、サラサラの肌を保てるベビーパウダーは効果的と言われています。
そして、赤ちゃんがあせもの部分をかきすぎるのにも注意が必要です。
あせもができた部分を掻きむしると痒みが増すだけでなく、皮膚に細菌が入り込んで別の病気を引き起こしてしまのでそうならないために注視する必要も出てきます。(皮膚科では、化膿止めをもらうこともあります)
とはいえ、言葉によるコミュニケーションが取れない赤ちゃんに理解させることは難しいです(´;ω;`)
痒みが我慢できない仕草を見せた時は、濡れタオルや保冷剤で冷やして痒みを抑えてあげてくださいね。
目を離したすきに掻かないように、予め爪を短く切っておくことも忘れないようにしてくださいね。
★:処方薬の使用
市販の保湿クリームや室温調整で症状が改善しない場合は、細菌感染が起きている可能性もあります。
できるだけ早めに、小児科や皮膚科を受診して適切な処置を受けることが大切になってきます。
最初は様子を見ていて、なかなか治らないなって思ったりあせもが酷い場合は、受診をしてみてください。
赤ちゃんがかゆみで機嫌が悪い時も受診した方がいいかもしれませんね。
私はちょうど予防接種があったので、その時についでに受診をすることもありました。
病院で処方される薬はステロイドが含まれていることが多いため、しっかりと説明を聞いて正しい使い方を心掛けてくださいね。
まとめ
夏場に汗をかくのは自然なことだから、あせもができるのは仕方がないと諦めている人も少なくありません。
これは大きな間違いで、赤ちゃんのあせもはこまめな汗拭きや着替え、保湿などで予防できます。
肌の状態を細かくチェックして違和感を感じた時は、すぐに対応することを心掛けてくださいね。
気になるようであれば、早めに病院受診をすることもおすすめします(*^^*)
・赤ちゃんは大人よりも新陳代謝が活発で、汗をかく量が多い上に体が小さいため汗腺の密度が高めとなっている。さらにお肌もデリケートで、外部のちょっとした刺激に反応してしまう。
・あせもができやすい場所は、ひじの内側、膝の裏側、脇の下など
・予防法は、「こまめな着替えとおむつ交換」「通気性の良い衣類選び」「保湿」「室内温度の調節」
・対処法は、「専用の保湿アイテムで清潔にする」「搔きむしり対策をする」「処方薬の使用」