井手上漠さんをはじめてテレビで観た時、可愛い人だな~という印象です。
調べてみると「性別がない」というワードが・・・。
え?女性じゃないの⁈と思った次第です。
では、井手上漠さんの性別は元々男の子だったということなのでしょうか。
今も注目されているトランスジェンダーなのだとしたら、出身校などはどうしていた
のでしょう。
どのように過ごされているのか、分かる範囲で調査してみました。
ご両親もどういった方なのか気になります。
今回は、「井手上漠さんの性別とプロフィール」「ご両親や家族構成」「生い立ち」「トイレ事情」などにも迫っていきます。
井手上漠の性別とプロフィール
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井手上漠さんは、2018年かわいすぎるジュノンボーイとして話題となりました。
つまり、もともとは男の子ということになるのではないでしょうか。
プロフィールを見てみると。
幼少のころから女の子恰好をされていたということなので、心が女の子なのかと思ったのですが、どちらでもないようです。
恋愛対象がわからないからなんですかね??
男の子気持ちもわかるし、女の子の気持ちもわかるし、
男の子でもないし、女の子でもない
ほんと真ん中なんでしょうね。
私自身、偏見はなく、もし自分の子供が同性を好きになったとしても、「頑張れ(応援する
の意味で)」って感じだと思います。
しかし、世の中には厳しい場面はあるので、苦しむだろうなと思ったりします。
井手上漠の生い立ちや更衣室やトイレ事情は?
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井手上漠さんは、男でも女のでもないとご自身をあらわしています。
では、どういった生い立ちなのでしょうか。
やはりどちらでもないことから、苦しんだ過去があるのでしょうか。
井手上漠さんがインタビューを受けている内容をみると、周りの環境は温かかったんだろ
うなと思いました。
生きづらさはとてもありました。今は隠岐の島の人はすごく大好きですし、本当に感謝してもしきれないぐらいなんですけど、小学生、中学生の私は島があんまり好きじゃなくて。というのも、島だけの文化や価値観の中で生きる中で「スカートを着ている少年」という目で見られちゃったり、小さい時からずっと女の子と一緒にいたのに、男女の区別の時期が始まると初めて男の子の枠組みにポツンと置かれて私以上に周りが違和感を覚えたりだとか。
でも私はどっかで「自分は変わっていない」って信じたくて。その時は髪も長かったんですけど髪を切って、服装も好きな服装を着ない。どんどん自分の好きなものっていうのを奪われていったんですよね。
助けてくれる人だったり仲間って呼べる存在は実はたくさんいたんですけど、私が勝手に自分の中で壁を作って閉ざすようにしていたので、きっとその時の私は自己中だったんだろうなって。
「引用:NHK」
井手上漠さんはトランスジェンダーに悩む子を主役にしたドラマ吹き替えに参加されてい
ました。
その中で、ドラマに似たご自身の体験もありました。
それが下記のような内容です。
きっかけは高校1年生の頃、心は男の子なんですけど体は女の子っていう子がいて、「スカートがどうしても恥ずかしい、学ランを着たい」と私に相談されて、じゃあ校則を変えようよって軽い気持ちで動き出したんです。
先生と話したら「今の時代に学生社会で生きてないから、やっぱりどうしても気持ちが分からない」と言われたんですよね。ジェネレーションギャップってあるよなって。
どういう伝え方をしたら気持ちをわかってくれるんだろうって考えて、担当の先生が心も体も男性だったんで「先生はじゃあスカートを履いて学校で一日過ごせますか?」って聞いたら過ごせないと言うんですね。「なんでですか?」って言ったら「恥ずかしいから」って言うんです。「それです!」って。
「その気持ちで、この子は毎日スカートを履いて学校に来ている」と、「学校は勉強するための場所だと先生は言いますけれど、勉強もくそもない。その恥ずかしい気持ちで学校に来ているのがわかりますか?」って言ったらわかってくれて、先生方も動き始めてくれて、2年間かかったんですけどやっと高校3年生の時に制服を選べる制度っていうふうになりました。
「引用:NHK」
この記事を読んだ時、なんという行動力なんだろうと思いました。
仮に私自身がそういった経験をしたとしても、果たして友達のために動けるだろうかと。
ましてや自分自身がトランスジェンダーだったとしても周りに打ち明けないかもしれない
とも思いました。
何故なら、周りの目を気にしてしまうし、母や父にどのように思われるだろうと思うと明
かすこともできません。
しかし、井手上漠さんのお母さんは味方でいてくれたということです。
中学2年生に上がってバレー部の部活が終わって帰った後に、母に大事な話があると呼び出されて、何だろうって思ったら「恋愛対象」を聞かれて。
聞いてきた意味がすぐにわかったんですよね。「ああ私のことを知ろうとしているな」って思って、すごく鳥肌が立ったんですけど、私の人生の一番の決断というか、母にすべてを打ち明けようっていう決断をしたんです。
泣きながら一言一言、学校であったことだったり、自分は変わってるんじゃないか、恋愛対象がわからない自分がとても怖いことも全部話した時に、母は「そっか」って言って、「漠は漠のままでいいんだよ」って言ってくれて、本当にその一言だけだったんです。
その一言が人生を変えてくれたんですよね。
「引用:NHK」
お母さん自身も悩んだことはあったのでしょうか。
それか私のように、子供は子供で誰を好きでもいいという感じなのでしょうかね。
しかし、井手上漠さんにとってはそれがほんとうに救いとなったんでしょうね。
更衣室やトイレ事情
中学2年生の時にお母さんに事情を打ち明けてから、人生が変わったという井手上漠さんです。
女性の格好を今はされていますが、トイレ事情や更衣室はどうしているのでしょうか。
それについては、井手上漠さんは下記のように答えています。
しかし、多目的トイレがない時は我慢することもあるそうで、高校時代の時は女友達に声を掛けられるまで男性トイレや男子と一緒に違和感を抱えながら更衣していたんだとか。
その時は、男子生徒と出くわさないように授業中にトイレに行ったり、カーテンに隠れながら着替えていたそうで、仲良くしていた女友達が『一緒に着替えよう』『女子トイレに入ってもいいんじゃない?』と誘ってくれて、周りにも理解してもらってからは女性トイレや女子と一緒に着替えれるようになったそうです。
すごくいいお話ですよね。
井手上漠の両親の名前や職業(画像も)
#さんま御殿
9月26日火曜よる8時
田舎を愛する有名人🌾島根県隠岐の島出身の#井手上漠 さんが初登場🥳🥳
当御殿主人🦖と
もう少し恋愛話💓がしたかった…❔上京して困っている
意外なことを明かしてくれました⭐️#隠岐の島 #隠岐島 @i_baku2020 pic.twitter.com/PAPfaRyQ2W— さんま御殿【日テレ公式】 (@sanmagoten_ntv) September 21, 2023
井手上漠のお母さんの言葉で無敵になれた。
そんな家族がいるということは、井手上漠の父親も素敵な方なのでしょうか。
家族構成を見ると。
1つ上にお姉さんがいるとのことです。
姉の名前
井手上漠さんのお姉さんの名前は井手上暖乃(のんの)さんです。
名前以外の情報はありませんが、以前はSNSに姉弟ショットをアップされていました。
そのお顔立ちが美人でとても話題となっていました。
画像はこちら
父親の名前や職業
井手上漠さんの実家は島根県隠岐郡海土町になります。
海土町は小さな病院が1つで、コンビニもないような不憫な点が多い街のようですが、空
は綺麗で島のことは大好きなんだとか。
井手上漠さんも母子家庭で育ったことを明かしていることから、離婚か死別されている可
能性があります。
母親の名前や職業
母親に関しては先ほどエピソードで出てきましたが、名前などは公表されていません。
しかし、「今の無理をしている漠より、楽しそうにしている漠を見る方が幸せ」と語っていたことから、子供が大切で大切で愛情深い人なのではないでしょうか。
井手上漠さん自身もお母さんに対して「母が母でなければ、私は私ではないので、大きな出会いは母です」というほど、大切な存在なのが伺えます。
井手上漠の出身校や学歴は?
自分らしくいることって
とてもとてもとてもとても、
大切なことなんです。私の主張を聴いてください pic.twitter.com/8Ag2vf8QqS
— 井手上漠 (@i_baku2020) November 29, 2018
井手上獏さんは先ほど言ったように島根県出身です。
では、学校はどこになるのでしょうか。
井手上漠さんはインタビューで答えていたように、中学時代はバレーボール部です。
3年生の時には、「第39回少年の主張全国大会」に島根県代表として出場し、文部科学大
臣賞を受賞しています。
夏休みの課題でこれまでの体験を弁論文につづったところ代表者に選ばれたそうですが、
さすがに怖くて断っていたそうです。
しかし、お母さんに背中を押されたことで、代表者となり出場しました。
当初全校生徒の前での発表が、少年の主張という弁論大会にも出場してしまうことになっ
てしまい受賞したということです。
このことがきっかけで、周囲の見る目も変わり、今までいいことを言わなかった子さえ「
すごいな」とか言われるようになったんだとか。
受賞した弁論の内容はこちら
中学を卒業すると、島根県の県立高校に進学しました。
在学中に芸能活動をしながら通っていたとのことです。
大学は進学していない可能性が高いです。
これまで島根県から芸能活動を行うため東京に1日かけていっていたそうですが、卒業後は上京して芸能活動に専念しているとのことです。
将来の夢は「美容師」ということです。
井手上漠は地震にあったことがない?!島のエピソード
先ほど記載したように、井手上漠さんは島根県出身です。
島根県でも本土から離れたところにある隠岐島という島が、井手上漠さんの生まれた場所です。
島から船で片道3時間もかけて本土に行かなければならず、コンビニやチェーン店もないということでした。
井手上漠さんがテレビに出演されたときに語っていたエピソードで、印象的だったのは、地震や台風にあったことがないということでした。
なので、東京に上京して初めて地震にあったんだとか。
あと、18年間ラーメンを食べたことがなかったということにも驚きでした。
人口も少ないので、好きな人がかぶったり、好きな人が友達の元カレだったというのも普通のことなんだとか、なので、過去の恋愛をめぐるもめごとが理解できないとも語っていました。
井手上漠の生い立ちまとめ
近年ジェンダーレスが注目を集めていますが、私が思うに差別はいけないことだけど、区別って必要だと思うんです。
服装にしても、男の子も女の子も着られるようなものが多くなっていました。
しかし、女の子でもピンクのかわいい服を着たいって思うし、男の子でも青や黒を好むかっこいい服を着たいって思うかもしれません。
曖昧になったことで、子育ても逆にしづらくなってしまいました(;’∀’)
なんでもかんでもジェンダーレスかするのではなく、理解することが大切だと思うんですけど。
井手上漠さんにしても、理解してもらうのには辛い経験もあったうかがえますが、お母さんの一言で人生が変わったといいます。
お母さんに打ち明けるのも勇気のいることだったと思いますが、トランスジェンダーを勇気を出せなくても打ち明けられるような世の中になればなって思いました。
本名:井手上漠
生年月日:2003年1月20日
出生地:島根県海土町
事務所:ディズカバリー・ネクスト
☆性別は男の子でも女の子でもない
☆トイレは多目的トイレを利用している
【家族構成】
☆姉の名前は井手上暖乃(のんの)さんで超美人
☆母親や父親の名前職業不明
☆母子家庭で育った
【出身校】
出身中学校:海土町立海土中学校
出身高校:島根県立隠岐島前高等学校
☆中学校では弁論大会代表に選ばれ、少年の主張に出場し、文部科学大臣賞受賞