12月22日、元歌舞伎町のカリスマホストでタレントとして活躍しているローランドさんと、ミュージシャンのGACKTさんが立ち上げたプロジェクト「R&G」がトラブルを起こしたことが報道されました。
どうやら先日発表したドレスのパクリ疑惑がトラブルの原因のようです。
今回は、事件の真相について詳しく調査してきました。
ドレスが模写されたという話ですが、その商品はどういったものなのでしょうか。
気になるG&Rについてご紹介します!!
G&Rドレスパクリ疑惑の商品画像はこちら
冒頭でも記載したように、現在「R&G」が発表した新作ドレスのパクリ疑惑についてネットが騒然となっています。
掲載元URL:https://www.recall.caa.go.jp/result/detail.php?rcl=00000027373&screenkbn=06
G&Rドレスパクリ疑惑で模写元との比較
パクリではないかと言われた先ほどのドレスのオリジナルがこちらです。
掲載元URL:https://www.buyma.com/item/60619214/
掲載元URL:https://wowma.jp/item/398756746
2種類のドレスを並べてみると
掲載元URL:http://visual-matome.com/archives/post-98273.html
時間を掛ければ細かな違いは判りますが、見た瞬間は同じブランドの商品と間違えてしまうくらいに色やデザインが似ています。
これを見てパクリと思わない人の方が少ないのではないでしょうか。
G&Rの意味は?
記事の冒頭でも軽く触れましたが、G&RはミュージシャンのGACKTさんとタレントのローランドさんが立ち上げたプロジェクトのことです。
ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、GACKTさんもビジュアル系バンドのボーカルとして活動をする前の20歳頃に京都でホストをしていたことがあります。
つまり、GACKTさんとローランドさんとは芸能界だけでなくホストとしても先輩、後輩の間柄です。
仕事として女性と多く接してきた2人ならではの感性で、女性を素敵に変身させてあげようと考えて立ち上げたのではないでしょうか。
G&Rのドレスパクリ疑惑の経緯
ファッション業界において、他人のデザインを盗むという行為は絶対にやってはいけないタブーとされています。
そのため、新しく何かを作るに当たってデザインの盗作疑惑が掛からないよう、常に他社のデザインのチェックは怠らないようにするというのが基本です。
ではなぜ今回「R&G」は、パクリと疑われてしまうドレスを作ってしまったのでしょうか。
今回のプロジェクトでは、責任者であるGACKTさん、ローランドさん、参加者の一人であるモデルの門りょうさんの3人がデザインの方向性やコンセプトを考え、それを元に企画デザインスタッフが服を作るという流れになっていたそうです。
先程も記載したように、この業界では他社のデザインを盗むのは最大のタブーなので受け取った側は提案されたデザインがまさか同じ物だとは疑いもしません。
何の疑問も持たずにデザインを参考に制作した結果、パクリのようなドレスが出来上がってしまったのです。
G&Rパクリ疑惑でGACKTの謝罪文はこちら
今回のパクリ騒動について、ローランドさんはSNSで謝罪を行っています。
この度G&Rとの契約を解除した事を発表致します。
不快な思いをさせてしまった全ての皆様に謝罪させて頂きます。仕事を引き受け問題の商品をPRをした以上多大なる責任があると感じており深く反省しております
応援して頂いている方々、なにより購入された方々
この度は大変申し訳ございませんでした— ROLAND (@roland_0fficial) December 20, 2020
その後、自身のYouTubeチャンネルでも謝罪会見を行いました。
騒動が明らかになった2日後に、GACKTさんも同様に謝罪を行っています。
そしてプロジェクトのもう一人の関係者でもある門りょうさんも自身のInstagramで謝罪をしていました。
現在は投稿は削除されていますが、内容はこちらです。
参照元:https://twitter.com/reirei_army/status/1340786557737869316/photo/1
今回の3人の謝罪について、世間の反応は賛否両論のようです。
ローランドさんの謝罪については、好意的な声が挙がっています。
問題が発覚してすぐに対応をしたこと、言い訳をせずに自分の非を素直に認めて誠実に謝罪をしたことで好感度が爆上がりとなりました。
一方でGACKTさん、門りょうさんについては厳しい声が寄せられています。
発表会見で自身がプロデュースしたかのような発言をしていたにもかかわらず、トラブルが起きた途端に名前を貸しただけで直接関与はしていない、自分は被害者であるといった言い訳じみた発言が反感を買ったようです。
確かに内容を聞いていると、謝罪というより自分を正当性を主張しているだけのようにも感じられました。
GACKTさんもローランドさんのように潔く非を認めていれば、世間の反応は違ったかもしれません。
まとめ
パクリ騒動を受けて、すでに販売してしまったドレスについて取扱店は返金などの対応を行っているようです。
物が溢れている時代において、オリジナル商品を作るのは簡単なことではありません。
大切なのは問題が起きた時の対応で、今回の一件はトラブルへの対処はどうすれば正解なのかということをローランドさんとGACKTさんが身を持って示してくれたように感じます。
・謝罪の仕方ひとつでイメージって変わるね……
・この人だけがちゃんと謝罪してるし、意味を分かってる。素敵