彼女は幸せの絶頂だった。その次の瞬間、彼女の結婚式は葬式となった。

【ベイルート爆発事故】奇跡で助かった花嫁の一方、犠牲になってしまった花嫁に胸が痛くなる ニュース
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笑顔から一変!!恐怖の爆発事故の瞬間

8月4日、結婚式用の写真撮影を行っていた花嫁がいました。

結婚式は女性にとって大切なイベントの一つになります。

一生に1度あるかないかの晴れ舞台、撮影のためウエディングドレスを来て、撮影を行っていたイスラー・セブラニさん(29)。

ウエディング姿がとても綺麗で、モデルのようです。

イスラーさんは、3週間前からベイルートの市内に滞在し、結婚式を挙げる予定でした。

しかし、8月4日は何が起こったか覚えているでしょうか。

ベイルート大爆発の日

この日、ベイルートは大爆発が起き、街全体を爆風が駆け抜けました。

港に近い倉庫で発生した火災に続いて大きな白いキノコ雲が立ち上がり、まるで広島を思い浮かべてしまうような光景です。

爆発により、通りが焼き焦げ建物は崩壊、車や人が吹き飛ばされるなど、爆風は10km先まで及んだといいます。

その爆発が起こる前、イスラーさんは市内の観光名所である「サイフィ・スクエア」で撮影をしていました。

その時の動画はこちら。

そこにはベイルートの大爆発が起きた瞬間がおさめられています。

イスラーさんは幸せそうな笑顔を浮かべ、撮影に挑んでいました。

その瞬間、大きな爆風と共にブーケのような花束が飛んでいます。

建物が映し出され、次に花嫁が映し出された時は、スタッフと逃げるように歩いている姿が…。

爆発のすさまじさが、動画に収められていました。

幸せから一変、恐怖すら感じる映像です。

もし撮影場所が、爆発が起きた10km以内だったと思うと、巻き込まれていた可能性すらあります。

助かったのは奇跡だった

実は当初、爆心地から近いホテルに滞在し撮影に臨んでいたといいます。

しかし、カメラマンの勧めでサイフィスクエアでの撮影になったとのこと。

イスラーさんは撮影の候補をいくつもあったそうで、すでに現場にカメラマンたちスタッフが到着していたことから撮影に及んだとのことでした。

もし、爆心地の近いホテルで撮影していたら?

もし、ホテルにまだ滞在していたら?

捲き込まれていたに違いありません。

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一方、来年結婚式を挙げる予定の花嫁が犠牲に…

27歳のサハル・ファレスはベイルート港湾の火災に救急医療隊員として駆けつけたところを、爆発に巻き込まれ命を落とした。彼女は29歳のギルバート・カラーンと婚約しており、来年結婚式をあげる予定だったという。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/61d903601384f73fdfe8608d233a4d3d2bbfc8d0

ファレスさんは27歳と言う若さで亡くなりました。

来年には結婚式を挙げるということですので、爆発に巻き込まれる前は、きっと幸せな時間を過ごしていたに違いありません。

ファレスさんとカラーンさんの結婚式を兼ねた葬儀は6日に行われました。

婚約者である、カラーンさんの言葉に胸が痛くなってしまいました。

「僕の美しい花嫁。2021年6月6日に予定していた僕たちの結婚式は、明日やることになったよ」

「愛している。愛しているし、君と再会するまで、これからもずっと愛している。再び会えたときには、一緒に僕たちの旅を続けよう」

親族に肩車をされたカラーンさんは、泣きながら彼女に大きく手を振り、投げキスをし最後のお別れをしたといいます。

ベイルート爆発の被害状況は?写真で比較するとすさまじさが分かる…

レバノンの首都ベイルートで起きた大爆発の被害状況は、135人以上の人が亡くなり、4000人以上が負傷しました。

原因は、農業用肥料や鉱山で使われる爆薬の原料として使われることが多い化学物質「硝酸アンモニウム」だと考えられています。

港湾倉庫には安全対策が不十分なまま6年に渡り保管されていたといいます。

その爆発の威力を画像で比較したいと思います。

【ベイルート爆発事故】奇跡で助かった花嫁の一方、犠牲になってしまった花嫁に胸が痛くなる

上記は爆発が起こる前です。

そして、爆発が起こった後の画像は下記です。

【ベイルート爆発事故】奇跡で助かった花嫁の一方、犠牲になってしまった花嫁に胸が痛くなる

建物がなくなり、焼け野原のような状態です。

まとめ

撮影場所が爆発地と離れていたことにより助かった花嫁もいれば、巻き込まれてしまい亡くなったという花嫁もいます。

運命というものは残酷だと思ってしまうような出来事でした。

犠牲になった人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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