長年多くの人を楽しませてくれた都内有数の人気レジャー施設の一つ、豊島園が惜しまれつつも閉館することになりました。
閉園後は敷地をそのまま利用する形で新たにハリーポッター施設ができる予定です。
・ハリーポッター施設の内容や入館料は?
など、今回は豊島園の閉園時期や、その後の施設の情報を詳しく紹介します。
としまえんの閉鎖はいつから?閉鎖の理由も
8/1 あと30日 https://t.co/piazf0LMWV
— 練馬・桜台情報局 (@sakuradai_info) August 1, 2020
大正15年に設立から100年近い歴史を誇る日本最古のテーマーパーク豊島園は、2020年8月31日で閉園することが決まっています。
では、どうして閉演することになったのでしょうか?
豊島園は、世界的に見てもこれだけ長く続いている所は珍しいと言われる老舗の遊園地です。
そんな遊園地が閉鎖となる大きな原因は経営の悪化です。
園内には遊園地だけでなく大型のプール施設も常備されていて、全盛期には1日の来場者が5万人、年間の来場者数も400万人近くいました。
同様の来場者数で経営が成り立っている所もたくさんありますが、豊島園は敷地面積が広く設備の維持に多額のお金が掛かるため、100万人でも利益はたったの50万円程度だそうです。
年間50万円の利益では個人経営の飲食店でも続けていけません。
豊島園の客足が減った理由は、同じ西東京エリアにある「よみうりランド」の影響もあります。

よみうりランドは敷地内に遊園地、プール、水族館がある複合テーマパークで、子供から大人まで楽しめるアトラクションなどで人気です。
ライバル企業に差を広げられた状態で、昔のような利益を上げるのは困難という判断されて閉鎖が決定しました。
場所:東京都練馬区向山3-25-1
TEL:03-3990-8800
入園料:大人(中学生以上)⇒1000円、子供(3歳から小学生)⇒500円
としまえんの閉鎖後はハリーポッター施設ってどんな内容
豊島園の閉園後は敷地をそのまま使って新たにハリーポッター施設を作ることが予定されていますが、一体どんなテーマーパークなのか気になる所ですね。
開園日や内容について調べてきました。
施設はいつから
まだ豊島園が経営中で、建設工事すら始まっていない状態ということもあってハリーポッター施設の正式な開園日は決まっていません。
開園できた場合、どのような内容ないようになるのでしょうか。
テーマーパークのコンセプトは、名前の通りハリーポッターの世界観をそのまま再現する形になるということが考えられます。

名称は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「東京ディズニーランド」のように地名や国名を含んだ感じになりそうですね。
ちなみに、私は「ハリーポッター・スタジオツアー・ジャパン」になるのではないかと予想しています。
「ハリーポッター・スタジオツアー」の施設内容をご紹介すると、施設では実際に映画の撮影に使われた、
- ホグワーツ魔法学校
- ダイアゴン横丁
- 隠れ穴
- 魔法省
- 闇の魔術
- 9と4分の3番線
- 禁じられた森
などのセットを見学できるツアーで、チケットの入手が困難な状態です。
実現すれば世界中のハリーポッターのファンが訪れてTDL、USJと並ぶ日本を代表するテーマパークになる可能性もあるのではないでしょうか。

テーマパークの入園料は、施設の内容や建設費用を基準に決定されるので仕方がないですね。
ちなみに、ロンドンの「ハリーポッター・スタジオジャパン」のチケットは日本円で6500円前後です。
2020年8月時点でディズニーランドは約7500円、USJは7800円なので、7000円程度で落ち着くのではないかと予想されます。
まとめ
長年たくさんの人を楽しませてくれた豊島園も残り1ヶ月。
本来であれば閉園を惜しむ人達で連日賑わっているはずでしたが、新型コロナウイルスの影響で思うように集客が伸びていないようです。
訪れる予定の人は、十分な感染対策をとって楽しんでください。