暮れも押し迫ってくるとにわかにネット上で盛り上がってくるのが、漫才師の日本一を決めるM-1グランプリの話題です。
今年も実力派の芸人たちが決勝の舞台を目指して奮闘中ですが、中でも若手お笑いコンビの"たくろう"が注目を集めています。
今回は"たくろう"のコンビ結成や注目され始めたきっかけについて紹介します。
たくろうが面白い?評判は?
"たくろう"はデビューからこれまで目立った実績は残していませんが、若手の実力派としてファンの人から高く評価されています。
は〜楽しかった〜
笑った笑った
出る人出る人面白いんだけどたくろうの漫才で笑い泣き🤣
ん?泣き笑いか?とにかく感情が変になりまくった
まだまだ笑いたいけど帰らなくてはー😢
満足感とともに西から東へー💨— Asuka (@AAsenpai) June 16, 2019
たくろう面白いなぁ。2年目かよ、凄いなぁ。
— RITZ改 (@RITZ46598462) December 2, 2018
近年のお笑い界では、M-1を始めとしたショーレースで優勝してブレイクをしたコンビのスタイルに寄せていく傾向があります。
主な例として昨年2019年のM-1グランプリでは決勝に残ったコンビの大半が一昨年優勝して大ブレイクを果たした"霜降り明星"と同じスタイルで漫才をしていました。
安易に二匹目のどじょうを狙わずに、自分達の実力で勝負しようという姿勢がファンから評価されているのではないでしょうか。
"たくろう"の実力は芸人達からも評判が高く、芸に厳しく辛口コメントで知られる漫才界の重鎮オール巨人師匠、落語家の笑福亭鶴瓶師匠も絶賛しています。
たくろう|コンビの名前や学歴(プロフィール)
掲載元URL:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=6202
ここからは"たくろう"のプロフィールについて紹介していきます。
赤木裕
小学校から空手を習い始めた赤木さんは、幼少期から野球が好きだったこともあり、中学への進学すると野球部に所属します。
現在俳優として活躍している林遣都さんは、中学時代の野球部の一つ上の先輩で、同じセカンドというポジションで汗を流したそうです。
そうした経緯から、林遣都さんとは現在もプライベートで仲が良いと言われています。
大学まで野球は続けていましたが、選手としての実力はそれほどでもなかったようで、プロや社会人という選択はなかったそうです。
その代わり、趣味と公言している野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」はかなりの腕前とのこと(笑)
小学校時代に空手、中学から野球とスポーツマンとして活動していましたが、小学6年の時の体力テストで握力が9しかなかったそうです。
きむらバンド
茶髪とパーマヘアが特徴のきむらバンドさんは、幼少期から音楽に興味を持っていたそうです。
趣味のベース演奏を活かしてバンドを組んでいたこともありますが、演奏技術を磨くよりもMCの方に力を入れ過ぎたことでバンドを追放されてしまいます。
この時からすでに漫才師としての才能が目覚めていたのかもしれません。
趣味と公言している木村拓哉鑑賞とは、文字通り木村拓哉さんが好き過ぎてラジオを始め出演する番組全てをチェックする行為のことのようです。
たくろうの結成のきっかけは?
"たくろう"は、きむらバンドさんが誘ったことがきっかけだったそうです。
2人は漫才養成学校NSCの先輩、後輩の間柄(きむらバンドさんが1年先輩)になります。
赤木さんは、"あぶりぽんズ"解散後に別の相方と"ムミムシュウ"というコンビを結成するも解散。
解散直後に「めちゃくちゃ面白い芸人だけど相方がいなくて余ってる人がいる」、という噂を聞きつけたきむらバンドさんが結成を持ち掛けたそうです。
たくろうが注目されたのは何故?M-1がきっかけで理由は?
"たくろう"が注目されるきっかけとなったのは、2018年のM-1グランプリです。
この年に出場した"たくろう"は奮闘するも、準決勝で惜しくも敗退(予選12位)となり、決勝の特別枠として用意されている敗者復活戦にチャレンジすることになりました。
ネタ終了間際に制限時間終了が迫っていることを知らせるアラームが鳴ったことに動揺した二人は、数秒間沈黙した後、話の途中で終了させてしまいました。
この驚くべき結末と敗者復活戦に臨んだ16組の中で、唯一時間内に終了できなかったコンビとして名が知られることになったのです。
敗者復活戦の結果は16組中5位で決勝の舞台には行けませんでしたが、インパクトを残したという点ではM-1グランプリ優勝と同じくらいの価値はあったと言えます。
まとめ
"たくろう"は実力や見た目のインパクトで若手の注目株として期待されています。
2020年のM-1グランプリは準々決勝で敗退となってしまったため、敗者復活戦にチャレンジすることもできません。
この大会は、結成から15年目まで出場資格があるのでこの先まだまだチャレンジする機会はあります。
周りに流されず、自分達のスタイルを貫いて日本一の栄冠を手にしてくれることを期待しましょう。