9月27日突然訪れた竹内結子さんの訃報に日本中が未だ悲しみに包まれています。
竹内結子さんと言えば女優としての印象が強く残っていますが、生前に1度だけ歌手としての仕事をしていたことを知らない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、幻とも言われる竹内結子さんの楽曲について詳しく紹介していきます。
タイトルや評判、あの元SMAPの中居正広さんも絶賛していた?!
竹内結子がCDを出していた⁈タイトルは?
竹内結子さんは1996年に「新・木曜の怪談 Cyborg」での女優デビューから役者業一本というイメージを持たれがちですが、実は1998年9月に一度だけ歌手としての仕事をしています。
この曲は同年10月に公開された、竹内結子さんの初主演映画「イノセントワールド」のテーマソングとして使用されました。
掲載元URL:https://www.bookoffonline.co.jp/disp/CSfGoodsImgDetail.jsp?iscd=0001120632&st=1
作詞作曲者は誰?
水野幸代さんは、90年代に大ヒットしたドラマ「ひとつ屋根の下2」の挿入歌の「ひだまりの詩」を始め、数多くのヒット曲を手掛けた名作詞家です。
作曲の日向敏文さんも同様に、ドラマ東京ラブストーリーのサウンドトラックやトヨタのCMなど、たくさんの作品に楽曲を提供している名作曲家で、現在も現役として活動しています。
竹内結子のCD「ただ風は吹くから」の歌詞内容は?
映画やドラマの主題歌用に曲が作られる場合、作品のイメージに合わせて歌詞が作られるのが一般的です。
竹内結子さんのデビュー曲でもある「ただ風が吹くから」も映画"イノセントワールド"の世界観に合わせて作られています。
曲中の
前よりも 優しくなれるの
強くなれるの
というフレーズは、知的障害を患っている兄や、父親との関係について思い悩みながら成長をしていく竹内結子さん演じるアミの姿を表したものです。
ちなみに、バラエティー番組に出演した時に竹内結子さんは当時のことを聞かれ、
と答えています。
竹内結子さんの中で歌手デビューという選択は全く頭になく、思いもよらぬオファーに心の準備ができないままレコーディングが始まってしまったとも言われています。
仕事である以上全力で取り組まなくてはいけないことは頭で分かっていても、心が拒否していたことで上手く行かなかったのかもしれません。
竹内さんの歌手デビューに対する葛藤は、奇しくも映画でアミが受け入れがたい現実に苦悩する所とシンクロしているようにも感じられます。
竹内結子のCDの評判!あの中居正広も絶賛www
「ただ風は吹くから」は映画のヒットに加え、デビューして間もない若干17歳の竹内結子さんの澄んだ歌声が高く評価されていました。
芸能界にもこの曲を評価する人もたくさんいます。
竹内結子さんと中居正広さんは2001年にテレビドラマ"白い影"で共演経験があり、その時に竹内結子さんからCDを手渡され、竹内さんの声と歌詞の良さに大ハマりしたと言われています。
2015年SMAPの人気番組"SMAP×SMAP"に竹内結子さんが出演された時にも
と絶賛し、SMAPのメンバーに曲の良さについて熱く語っていました。
「ただ風は吹くから」は一般の方からも高く評価されていましたが、今回竹内結子さんの訃報を受け、再評価されているようです
インターネット上でも曲についての書き込みがたくさんアップされています。
【竹内結子さん 中居正広も絶賛、幻の歌手デビュー曲が再評価へ】https://t.co/DSIBZBAEXE
— 女性自身【公式】 (@jisinjp) September 28, 2020
98年9月、竹内さんはシングル「ただ風は吹くから」で歌手デビューを果たしている。同曲は竹内さんの……#竹内結子さん #中居正広 #ただ風は吹くから #女性自身[@jisinjp]
わかかりし竹内結子さん主演の
— お〜い投資@吉田ちゃん (@yappy79432050) September 27, 2020
『イノセントワールド』と言う映画を昔観に行った事思いだした。
エンディングで流れてた竹内さんが歌う『ただ風は吹くから』が良い曲だったなぁと。
https://twitter.com/K6KypTLqx0GBsUE/status/1310863760525897728?s=20
まとめ
竹内結子さんは女優としての演技力だけでなく、歌手としての才能もありました。
ご本人が望まなかったこともあり、1曲だけのリリースとなりましたが、もし本格的に歌手としての活動をしていたら間違いなくヒット曲をたくさん生み出していたに違いありません。
まだ聴いたことがなく今回の記事を読んで興味を持たれた方は、一度聴いてみるのもありですよ( *´艸`)