10月17日に行われた予選会で2021年1月2日、3日に開催予定の箱根駅伝の出場21校が決定したことを受け、ネット上では早くも優勝予想で盛り上がりを見せています。
そうした中、話題を集めているのが今年駒澤大学に期待のルーキーとして入学した鈴木芽吹選手です。
そこで今回は、鈴木芽吹選手の魅力や実力に迫ってみたいと思います。
鈴木芽吹のプロフィールは?
鈴木芽吹選手の実力について語る前に、簡単なプロフィールを記載しておきます。
【#全日本大学駅伝 まであと4日!】
エントリー選手紹介③#鈴木芽吹 (営1)
佐久長聖高校(長野)出身
5000m 13分43秒075000mは #田澤廉 に次ぐ現役2位。「インパクトのある走りでチームを勢いづけて優勝を目指します」。#駒大 #コマスポ #駒大陸上部 #原点と新化 #男だろ #藤色のタスキ #駅伝 pic.twitter.com/1DJ13PFUHi
— 駒大スポーツ陸上班 (@KomaspoTaf) October 28, 2020
芽吹という珍しい名前から初めて聞いた時は可愛らしい感じの顔立ちをイメージしましたが、笑顔が素敵な爽やかイケメンでした(笑)
静岡県の熱海市と言えば、海と山に挟まれたリゾート地として人気の場所です。
旅行好きの私は全国各地に訪れていますが、その中でもここに熱海は住んでみたいと感じさせるほど素敵な場所でした。
マラソン選手は体重が軽すぎても重すぎても良くないと言われていて、最適なパフォーマンスを出すにはBMIが18~20が理想とされています。
常日頃から体重管理を徹底している点からも、選手としての意識の高さが伺えますね。
駅伝のランナーとはいえ、鈴木芽吹選手は基本的には一般の大学生なのであまりプライベートなことは公表したくないのかもしれません。
これからの活躍でメディアからの取材が増えるようになれば、ご本人の口から語られるのはないでしょうか。
鈴木芽吹の出身中学や高校は?【学歴】
では、鈴木芽吹選手の学歴はどういったものでしょうか。
出身中学や高校を見てみると。
⇒熱海市立泉中学校
⇒佐久長聖高等学校
⇒駒澤大学 経営学部経営学科
後ほど詳しく紹介しますが、鈴木芽吹選手は中学校時代から長距離ランナーとして様々な大会で活躍をしています。
名選手を育てた中学校の陸上部はさぞや強豪校なのだろうと思いきや、鈴木芽吹選手が在学中は陸上部は存在していなかったそうです。
これは生徒数の問題で、熱海市立泉中学校は全校で50~60人程度しかいません(2020年11月時点)。
中学で優秀な成績を収めた鈴木芽吹選手は、全国大会にも出場経験のある陸上名門校、佐久長聖高校に入学します。
2018年にマラソンのアジアクロスカントリー選手権で、団体金メダルを獲得し、現在早稲田大学に在学中の中谷雄飛選手も佐久長聖高校の卒業生です。
高校に入学して才能を開花させた鈴木芽吹選手は、1年生で全国大会優勝に貢献するなど3年間でいくつもの輝かしい成績を残して全国でも屈指の実力校である駒澤大学に進学をしました。
ちなみに、まだあどけなさの残る高校1年時の鈴木芽吹選手はこちら。
全国高校駅伝。佐久長聖(長野)が9年振り2度目の優勝を飾った。勝負を決めたのは終盤6区を走った1年生の鈴木芽吹の快走。彼は静岡県熱海市泉中出身。静岡県東部の中学校から行った佐藤悠基(現日清食品)と同じコースをたどっている。伸びるような走りはとても1年生とは思えない。期待したい。 pic.twitter.com/0sf27BD2tK
— ジョージ.ベスト (@spulse1959) December 24, 2017
鈴木芽吹の駅伝の成績は?
ここからは、鈴木芽吹選手の駅伝の実績を紹介していきます。
2016年:2016ジュニアオリンピックA 男子3000m
⇒08:38:03/当時の静岡県の公式記録1位
2017年:都道府県駅伝
⇒8位 、2区 08:43.00
2017年:日本体育大学長距離競技会5000m
⇒18位、33組 (14:23.80)
全国高校駅伝:
⇒1位、6区 14:20.00
2018年日本体育大学長距離競技会5000m
⇒3位、22組 (14:27.71)
全国高校駅伝:
⇒5位、5区 08:44.00
2019年:日本体育大学長距離競技会5000m
⇒2位、26組 (13:56.64)
北信越地区高校駅伝
⇒1位、4区 (24:08.00)
全国高校駅伝
⇒7位、1区 (28:59.00)
都道府県駅伝 エントリー
・学内記録会5000m (13:53)
・全日本インカレ3位 (13:47:03)
※()内は走破タイム
この成績を見れば、駒沢大学が次世代のエース候補として期待を寄せるのも納得できます。
鈴木芽吹選手には佐久長聖高校時代、同じ陸上部に共に汗を流した服部凱杏選手がいました。
お互いにライバル意識を持って、切磋琢磨したことで実力が伸びた部分もあったのではないでしょうか。
ちなみに服部凱杏選手は高校を卒業後、立教大学に進学をして駅伝選手として活躍しています。
箱根駅伝で、高校の同級生対決が見られる日が来るかもしれません。
まとめ
鈴木芽吹選手は、小学生の時にテレビで箱根駅伝を観戦したことがきっかけで駅伝選手になることを決めたそうです。
2021年に開催予定の箱根駅伝では、現時点で駒澤大学の代表としてエントリーされています。
子供の時にファンの立場で見た憧れの舞台に立つという夢を叶えた鈴木芽吹選手の活躍に期待しましょう。