トヨタ自動車が新たな試みを発表しました。
ドラえもんの未来の都市が現実のものになる⁈
トヨタの社長「豊田章男」さんが描く未来都市とはどのようなものでしょうか。
場所や完成はいつになるのか、街はどのような感じになるのか問題点も含めて徹底調査してみました。
トヨタ|未来都市の場所や完成はいつ?
参照元:https://pbs.twimg.com/media/ENrw5emVUAYIeNl?format=jpg&name=medium
トヨタ自動車の社長が2020年1月6日に「CES」に参加し、「未来都市計画」について発表しました。
これまでも未来都市に関することを発表した企業もあったようですが、現実としてではなく未来予想として語られてきました。
ところが、トヨタ自動車は2021年から未来都市に向けて建設を行うと発表し、世界のメディアや企業を驚かせています。
これが現実のものとなり完成されれば、あのドラえもんの世界が本当にやってくるかもしれません。
では、場所はどこになるのでしょうか。
東富士工場
〒410-1195 静岡県裾野市御宿1200
富士山も見える場所にトヨタ自動車の東富士工場があります。
その工場地が閉鎖されるにあたり、その場所に従業員や関係者など2000人が住めるような「未来都市」を作る予定になっています。
ウ―ブンは「網目」という意味があり、網の目のように道が織り込まれ合う街並みになるとのことです。
2021年の初めに着工し、完成の目途はまだ立っていません。
当面は従業員など関係者のみの居住地となりますが、安全面やセキュリティ面に問題がなくなれば、一般の人も住めるようになってくるのではないでしょうか。
そうなる未来を想像すると楽しみですね(*^_^*)
トヨタ|未来都市はどのような街になるの?
Introducing Toyota Woven City at #CES2020! The town of the future… where people live, work and play. Bringing our vision of #MobilityforAll to life in a living laboratory. Learn more: https://t.co/uoeb2zZ8wu pic.twitter.com/yLlLAEh3kF
— Toyota USA (@Toyota) January 6, 2020
先ほどから未来都市と言っていますが、どういった街になるのでしょうか。
ドラえもんのような世界をイメージすると分かりやすいと思います。
街を構成するのは3つの道になります。
②:歩行者とスピードの遅いパーソナルモビリティが共存する道
③:歩行者専用の公園内歩道のような道
これら3つの道が網の目のように通っています。
そして人が住む家は主に木材で建設され、屋根は太陽光発電パネルを設置し、環境にも配慮した形になります。
室内用ロボも駆使され、AI技術が発達した都市になります。
冷蔵庫の中身を自動で補充してくれたり、AIで健康状態をチェックできるようになるようで、AIと人が共存するような都市になります。
正しく、ドラえもんの未来の世界を想像させるような内容となっています。
トヨタ|未来都市のこれからの問題点
AIなどの最先端技術を活用する未来都市の建設が2021年の初頭から着工される予定です。
しかし、問題もいくつか残っています。
完成して終わりではなく、実際に住んで問題点を解決しながら今後の展開に繋げていくのではないでしょうか。
問題点とはやはりセキュリティーや安全面です。
物やサービスをインタネットでつなげる形になりますので、ハッキングなどによりシステムのエラーやウィルスから「どのように守るか」というのが最大の問題になってきそうです。
燃料電池や太陽光発電を駆使することで環境にも配慮した形になりますが、停電になった時の対策なども心配されます。
まとめ
2021年初頭から「未来都市」が建設される予定となっています。
問題点はいくつかありますが、これらの問題が解決されれれば、少子高齢化などで問題となっている介護や人手不足をAI、ロボット、自動運転などで解決することができ、私達にも大きな一歩となりそうです。
トヨタの技術が試されるような内容ともなっていますので、今後、東富士工場跡地の行く末を見守っていきたいと思いました。