新型コロナの流行が拡がりつつあります。
マスクやアルコール消毒で予防したくても薬局は売り切れ状態。
だからといって、メタノールを買うのはNGです。
似ているようで、全然違います。
購入する際は、エタノールを買ってくださいね。
・メタノールとエタノールの違い
・注意点
新型コロナウイルスの予防|メタノールとエタノールの違い
燃料用のメタノールを消毒用に買おうとする人はやはりいました。
「この前メタノールを消毒用として買おうとしていたお客様を必死にいさめて阻止しました」
ツイッターにこう投稿したのは、中国地方の調剤薬局に勤める女性。2月上旬に消毒用アルコールが次々と売れ品切れになっていた時に訪れた客が、メタノールが含まれた燃料用アルコールを買おうとしていたため、女性はエタノールとの違いを説明しました。
客はしぶしぶといった感じで納得し、代わりに除菌シートを買っていったそうです。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200219/k10012291961000.html
新型コロナの予防に「エタノールとメタノール」を間違えて買っている人がいるかもしれません。
エタノールとメタノールは全然違います。
【メタノール】:木材から精製され、「木精」と呼ばれている。
メタノールはホルマリン漬けの液体に使用したり、アルコールランプにも使用されています。
天然ガスや石炭ガスで精製されたものもあったりと、人体に有害となります。
間違って使用すると。
もし、間違って手指消毒に使ってしまうと、皮膚がボロボロになってしまいます。
さらに、メタノールを飲んでしまった場合、視神経にも影響が出てしまい、失明する可能性もあります。
新型コロナの予防として購入する際は、間違って「メタノール」を買わないように注意してくださいね。
「エタノール」を買うようにしてね。
新型コロナウイルス予防|メタノールとエタノール注意点は
新型コロナの予防として、エタノールや手指消毒を買おうとした場合、1000円以上とお高いです。
しかし、先ほど人体に有害だといった「メタノール」は、1本300円ほどで買える場合もあり、安い商品です。
≪エタノールの注意点≫
エタノールとメタノールは一文字違いです。
パッと見た感じ、同じような容器ですと、安い方を買ってしまいそうになりますが、手指消毒で使用する場合は「エタノール」になりますので、注意して下さいね。
ニュースには「医薬品」と同じ陳列棚に並んでいたと書かれていました。
≪エタノールの注意点≫
無水エタノールから消毒液を作る方法について、日本薬剤師会の村松章伊常務理事は「消毒効果を高めるためにはエタノールの割合を60~90%程度にすることが重要なので目安としては、500ミリリットルの無水エタノールに対して精製水を125ミリリットル程度入れて薄めることが必要です」と説明しています。
そのうえで、「エタノールは引火性の液体なので、火の近くでは絶対に使わないでください」
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200219/k10012291961000.html
エタノールでも売っている中に「無水エタノール」という物があります。
そのまま使用するのではななく、精製水で薄めて使うようにして下さいね。
エタノールもアルコールの一種になります。
引火する可能性もあるので、火気厳禁になりますよ。
まとめ
何かを買う場合は、必ず確認も必要だと思いました。
メタノールとエタノールは一文字違いで一緒のように思いますが、メタノールは人体に有害です。
アルコールランプなどに使用されることも多いので、手指消毒で使用しないようにして下さいね。
使用すると、皮膚がボロボロになったり、視神経に影響して失明する場合もあります。
同じ陳列棚に並んでいると、メタノールは安いためそちらを買ってしまいそうですが、手指消毒に使用する際は「エタノール」になります。