鬼滅の刃のアニメ第二期となる「遊郭編」が10月から放送されることが決定しました。
日本の映画の興行収入を塗り替えた無限列車編の続きということもあって、期待は高まりますが、ネット上では内容について色々な意見が飛び交っています。
遊郭編の舞台や聖地はどこなのか。。。
今回は、遊郭編の舞台となった聖地や内容について調査してきました。
鬼滅の刃遊郭編の舞台は吉原とは
鬼滅の刃 ノベライズ ~遊郭潜入大作戦編~ 鬼滅の刃 ノベライズ みらい文庫版 (集英社みらい文庫)
鬼滅の刃の遊郭編とありますが、そもそも吉原とはどういった場所なのでしょうか。
今回放送される鬼滅の刃の舞台となる遊郭は、吉原にかつて存在していた女性が男性の相手をする、といったお店が舞台となります。
吉原は現在でいうと、浅草寺浅草寺裏、台東区千束3、4丁目あたりに位置しています。
遊郭で男性の相手をする女郎と呼ばれる女性達は、過酷な労働環境の中で働かされていたと言われています。
最低限の衣食住は約束されていても、仕事が仕事だけに辛い思いをしていた女性もたくさんいました。
辛くても逃げ出すことができず耐えるしかないという状況をイメージすれば、どれだけ大変だったかお分かりいただけると思います。
そして、花魁と呼ばれる、容姿端麗なのはもちろんのこと、和歌や茶道などの教養まで兼ね備えた格式高い遊女は、江戸の女性たちにとっては憧れの的であったと言われています。
しかし、今回鬼滅の刃の遊郭編についてインターネット上では、以下のように色々な意見が飛び交っています。
ちなみに私は、今回の遊郭編の放送については肯定的な考えでいます。
例え間違った文化だったとしても実際に存在していた以上、歴史として知っておくことは日本人として必要なことだと感じています。
しかしながら、鬼滅の刃は海外でも人気が高く、第一期に続いて今回の遊郭編も海外で放送されることは決定済みです。
外国のアニメファンが放送を見て、日本に悪いイメージを抱かないかという不安はありますが。
鬼滅の刃遊郭編|聖地場所まとめ
遊郭編が放送されるにあたって、聖地巡礼をしたいという方もいるかもしれません。
現在はどのような感じになっているのか、舞台はどんなところなのか、作品と照らし合わせて巡るのも楽しそうです。
聖地と言われている箇所は、
- 吉原大門
- 土手の伊勢屋
- 見返り柳
そこで、過去の写真と照らし合わせて聖地スポットを紹介していきます。
住所:東京都台東区千束4丁目
アクセス:東京メトロ日比谷線 三ノ輪駅下車 徒歩10分
参照元:http://blog-imgs-44.fc2.com/i/m/a/imaginenetgallery/01-1313-039.jpg
吉原遊郭の正面玄関だった吉原大門は、現在こうなっています。
掲載元URL:https://tripnote.jp/asakusa-ueno/place-yoshiwara-omon-ato
住所:東京都台東区日本堤一丁目9番2号
アクセス:東京メトロ日比谷線 三ノ輪駅下車 徒歩10分
- 明治時代から続く昔の名残を残す
土手の伊勢屋とは、吉原大門の近くに初代店主である若林儀三郎さんが創業したお店です。
屋号は伊勢屋なのですが、店の前に土手があったので「土手の伊勢屋」と呼ばれています。
お店は、吉原に来たお客さんでいっぱいだったと言われています。
昼間は一般の方、夜は吉原を訪れた人、朝は吉原からの朝帰りの人、そして、夜中にも吉原遊郭へ出前に行ったりと、24時間体制で運営していたようですよ(*^^*)
掲載元:Wikipedia
住所:東京都台東区千束4-10-8
アクセス:東京メトロ日比谷線 南千住駅下車 徒歩7分
見返り柳は、遊郭で遊んだ男性が名残惜しそうに振り返ったと言われる場所です。
イメージは下記のような感じ。
掲載元URL:https://images.dnpartcom.jp/ia/workDetail?id=RMN00018265
現在は石碑だけが残っています。
掲載元URL:https://tripnote.jp/asakusa-ueno/place-mikaeri-yanagi
住所: 東京都荒川区南千住2-1-12
アクセス:東京メトロ日比谷線 三ノ輪駅下車 徒歩1分
- 身寄りのない遊女が亡くなった時の受け入れ先と言われていた浄閑寺
浄閑寺、吉原遊郭が誕生した1657年より2年早く建てられました。
浄閑寺によると、1855年に起きた安政の大地震によって多くの遊女が亡くなった際に寺に投げ込んで葬ったことで、遊女の投げ込み寺として知られるようになったとのことです。
画像は、浄閑寺のホームページに載っています。
上記は、鬼滅の刃の遊郭編にまつわる聖地になります。
世界観を楽しみたい方は、大阪府にある「鯛よし百番」がおすすめです。
鬼滅の刃の遊郭編の世界観を楽しむなら大阪?!
先ほども記載しましたが、吉原遊郭は現在、影を残す建物などはほとんどありません。
そこで、鬼滅の刃の遊郭編の世界観を楽しむなら、大阪にある「鯛よし百番」という懐石料理などが楽しめるお店がおすすめです。
〒557-0001 大阪府大阪市西成区山王3丁目5−25
営業時間:
17:00~23:00
18:00~23:00(火曜日のみ)
日曜営業
定休日:月曜(12月は営業)
電話: 06-6632-0050
ここは、遊郭の名残を残していて完全予約制の個室になります。
大広間のシーンは、「桃山殿」というお部屋がおすすめ(*^^*)
こちらは「牡丹の間」「鳳凰の間」「紫苑の殿」の三間があります。
まとめ
10月から放送予定の遊郭編は、無限列車編から続く作品の重要な内容となっています。
舞台となる遊郭について抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、今後よりいっそう作品を楽しむためにも是非チェックしてみてください。
記事を読んで聖地巡礼に興味を持った人は、新型コロナウイルスの感染対策を万全にしていきましょうね。
・吉原大門
・土手の伊勢屋
・見返り柳
【鬼滅の刃遊郭編の世界観を楽しむ場所】
・大阪府にある「鯛よし百番」
・女性を物として扱っていた場所を見たくない
・臭い物に蓋をするように排除するのはおかしい。
・文化として存在していた以上、日本人として知っておくべき