2020年のゴールデンウィークは、不要不急の外出の自粛でステイホーム週間となされています。
自宅を待機をせざるを得ない状況で、家で何をしようか悩んでいる人も、ステイホームだからこそ読書を!!
ということで今回は、全ての人が楽しめるお勧めの小説を見所を交えて詳しく解説していきたいと思います。
ステイホーム!【GW】を読書でゆっくりと過ごす小説おすすめ13選(2020年)
ステイホーム週間で今まで遠ざかっていた読書をする人もいるのではないでしょうか。
しかし、何を読んだらいいのか分からない人におすすめの小説を13選ご紹介します。
それを踏まえて今回は、ジャンルを問わず様々な本をピックアップしていきます。
儚い羊たちの祝宴は、読み進めるごとに戦慄を覚えるミステリー系の作品を好む人向けの作品です。
ブラックユーモアの真骨頂とも呼ばれています。
最後に解き明かされる謎を知った時に、この作品の本当の意味を知ることができます。
ハーモニーは、稀代の天才と称されながら34歳という若さで亡くなった、伊藤計劃氏の代表作の一つです。
この一冊でも楽しむことはできますが、先に同作家の虐殺器官を読んでおくとストーリーが繋がり作品の世界観を深く知ることができます。
つきのふねは、大切な親友を裏切った過去の過ちを引きずりながら、苦悶と葛藤の日々の中で明るい未来を探し続ける中学生の物語。
誰しもが青春時代に一度は経験するリアルな人間関係の悩みに、ついのめり込んでしまいます。
砂漠は、普通の大学生5人がある日突然超能力を身に付けたことで、不可解な犯罪に巻き込まれていくファンタジー小説。
つまらないと感じる当たり前の日常が実はどれほど素晴らしいことか。
それを気付かせてくれる小説です。
いなくなれ、群青は、主人公がとある少女と出会ったことをきっかけに奇妙な事件に巻き込まれていく、実在しない島を舞台にした大人気青春小説シリーズの第1作目です。
映画化もされているので、小説を読んだ後に見ると違った楽しみ方ができます。
涼宮ハルヒの憂鬱は、若い人を中心に人気となっているライトノベルの火付け役になった人気小説。
アニメも放送され、さらに人気度が高まりました。
2003年の発売からこれまで数多くのシリーズが発売されていて、コミカルなストーリーで小説を読みなれていない人でもすんなりと入れる作品です。
イノセント・デイズは、放火の罪で捕まった女性の犯行に至るまでの人生を掘り下げていくミステリー小説。
設定としては珍しくありませんが、読み進めて彼女の壮絶な人生を知っていくと、ありふれたミステリーでないことが理解できるでしょう。
アリス殺しは、映画化などもされている世界的に有名な不思議の国のアリスを題材にしたファンタジーホラー小説。
現実とアリスのいる不思議の国、2つの世界で起こる殺人事件の謎が解けた時、童話が持つ本来の恐ろしさを知ることになります。
モモは、エンデが描くファンタジー系小説です。
主人公の少女モモが巻き込まれる事件を通して、子供から大人に成長する過程で失った物について考えさせられる作品です。
「私を知らないで」は、中学2年生の転校生の男子と、クラスで除け者にされている女子キヨコの関係を描く青春小説。
物語の後半で、キヨコが持つ秘密を知った主人公が、取る選択に心が締め付けられる人もたくさんいます。
ビブリア古書堂の事件手帖は、鎌倉にある架空の本屋ビブリア古書堂の女主人が、お店に持ち込まれた古書の謎や秘密を解いていく内容で、ミステリー系ライトノベルになります。
小説を読んでいくうちに、気付いたら新たな本に興味を持ってしまう不思議な作品です。
ハサミ男は、猟奇殺人を続ける男が自分と同じ手口で殺害された女性を発見したことで、一変して追跡者となる不思議なミステリー作品です。
一般的な探偵物とは異なり、犯罪者の視点で謎が解き明かされていく面白さがあります。
舟を編むは、出版社の営業から辞書編集に移動した主人公が、周囲の人間と共に新しい辞書を完成させるまでの物語です。
作品を通し、本を作る苦労を知ることで、本への興味が広がっていきますよ。
まとめ
今回ご紹介した作品をご覧になって分かるように、一口に小説と言ってもミステリーや青春など幅広くジャンルが分かれていて、それぞれに魅力があります。
その魅力を知ってもらうために、今回はあえてジャンルごとに分ける紹介の仕方はしませんでした。
触れたことのないジャンルに足を踏み入れることで、新しい小説の魅力に気付くこともあります。
コロナウイルスの影響で、GWのステイホーム週間を機会に、たくさんの本に触れて人生の新たな発見をしてくださいね(*´ω`*)