金曜ロードショーでは、だいたい夏休みにスタジオジブリ作品を放送します。
スタジオジブリの映画で毎回話題として挙がるのが原作や作品の舞台となった場所です。
今回は借り暮らしのアリエッティの原作やキャストについてご紹介します。
【借り暮らしの】アリエッティの原作は?作者プロフィール
「借り暮らしのアリエッティ」は、イギリスの児童文学作家のメアリー・ノートン氏が描いた「小人の冒険シリーズ」が原作です。
「小人の冒険シリーズ」はこちらの5作品になります。
日本では1956年から邦訳版が児童小説として発売され、瞬く間に人気となりました。
「小人の冒険シリーズ」は世界中で高く評価されていて、これまでに数多くの映画の原作として使われています。
日本でも、2010年に米林宏昌監督のスタジオジブリの映画の原作として使われました。
さきほどのシリーズタイトルを見て気付いた方もいるかもしれませんが、映画のタイトルになっている「借り暮らしのアリエッティ」は小説では使われていません。
原作者プロフィール
原作者の経歴
物理学者の娘として生まれ、第二次世界大戦中にアメリカのニューヨークにある英国購買委員会で働きながら小説を書き始める。
1943年「魔法のベッドノブ 魔女になれる簡単な10のレッスン」で作家デビュー。
その後、代表作とも言える「小人の冒険シリーズ」を始めとした様々な児童小説を出版、1992年、脳卒中により、88歳で生涯を終える。
モデルとなったと言われるメアリー・ノートンが住んでいたと言われる家はこちらです。
掲載元:ウィキペディア
【借り暮らしの】アリエッティの声優キャスト
スタジオジブリの映画で作品と共に注目されるのが、キャラクターを演じるキャストです。
「借り暮らしのアリエッティ」のメインキャストはこちらになります。
- アリエッティ⇒志田未来
今週はスタジオジブリ「借りぐらしのアリエッティ」をお届け⭐小人のアリエッティさんの声は志田未来さん、小人を見つける少年・翔さんの声は神木隆之介さんが演じていますぅー❗神木さんは米林監督が手掛ける最新作「メアリと魔女の花」にも出演されています😊#kinro #ジブリ pic.twitter.com/qWyV5lVZof
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) July 3, 2017
- ホミリー⇒大竹しのぶ
☞続き それを「少しくだけさせた」イメージでデザインをしたそうです。「床下はジメジメしがちなので、救いがあるキャラクターになればいい」という米林監督の考えから誕生したキャラクターなんですよ。ちなみに声を担当したのは大竹しのぶさん。 #ホミリー #アリエッティの世界観が好きすぎて pic.twitter.com/DDjTsNLAPl
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- ポッド⇒三浦友和
☞続き 現代では失われつつある古風な父と娘の関係が描かれています。ちなみに宮崎駿監督が企画当初にイメージしていた風貌は「ゲルマン民族」だったそうで、米林監督が実際のイメージを決めるまでに相当時間がかかったキャラクターだったとか。
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) July 7, 2017
ちなみに、ポッドの声は三浦友和さんが演じています。 pic.twitter.com/tyIK49RHxs
- スピラー⇒藤原竜也
「借りぐらしのアリエッティ」放送まであと2時間をきりましたー😆アリエッティさんの前に登場する二人の男の子😉神木隆之介さんが声を演じる翔さんと、藤原竜也さんが声を演じるスピラーさん😊皆さんはどちらが好きですかー??💓#kinro #借りぐらしのアリエッティ #神木隆之介 #藤原竜也 pic.twitter.com/G8pTyHJMqj
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- 翔⇒神木隆之介
#ジブリキャラ
— DJのクマさん( ◍•㉦•◍ ) (@OeNg1b100tmh3rt) May 3, 2020
アリエッティの翔くんはいいぞ!病弱で儚くて小6に見えない、そいでcv神木隆之介だぜ pic.twitter.com/jLNMuZH0vE
- 牧 貞子⇒竹下景子
アフレコ初日は竹下景子さん、貞子さんにピッタリの上品なお声…!
— 米林宏昌 (@MaroYonebayashi) August 22, 2020
貞子さんは僕は少女だと思ってるのですが、かわいい老婦人を演じてくださいました。
鈴木プロデューサーとも同郷で仲良し。 pic.twitter.com/v0n0ThYLE4
- ハル⇒樹木希林
☞続き 床上はハルさんといった女性のコメディアン的な役回りがあり、それに合ったキャラクターになっています。アップでは、インパクトのある顔にしたいと特徴的な顔にしたんだとか😳💓ハルさんを演じた樹木希林さんの熱演が憎たらしすぎて(笑)すごいですー😆 #ハル #樹木希林 pic.twitter.com/Z8Ic8jVNlw
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) July 7, 2017
日本のアニメ映画は本職である声優が大半のキャラクターを演じ、タレントやアーティストがゲストとして出演するのが一般的です。
スタジオジブリでも、「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」など初期の頃は声優さんをメインキャストとして起用していました。
しかし、ある時期から現在のテレビドラマや舞台で活躍している俳優、女優がメインキャストを演じ、声優が脇を固める構図になっています。
何故?と疑問に感じる人もいるかもしれません。
宮崎駿氏は「自分が作る作品はアニメではなく映画」という強い信念を持っていて、実写映画と対等の立場で評価をしてほしいと考えています。
しかし、初期の作品はメインキャストに声優を使っているという理由でその主張が認められず、国際的な映画祭でもアニメーション映画のジャンルで評価されていました。
そこに憤りを感じて、現在の方向にチェンジしたと言われています。
まとめ
借り暮らしのアリエッティの原作は「小人の冒険シリーズ」になっていますが、タイトルをみるとおり、アリエッティはオリジナルキャラになります。
声優陣は、豪華俳優陣を軸としたものになっていて、個性あふれるキャラクターとなっています。
私もリアルで主人と一緒に観に行きましたが、久しぶりに見たくなりました( *´艸`)