新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で実地された緊急事態宣言によって、国民の生活は大きく変化しました。
飲食店を始めとお店の休業によって職を失う人が急増したことを受け、国民1人につき10万円が支給されたのは記憶に新しい所ですが、現在政府は2回目の給付金の支給を検討しているとも言われています。
そのことにより、詐欺メールも出回っているよう。
今回は支給の有無について調査してきました。
特別給付金2回目の可能性は?
安倍総理が行った10万円の給付金の支給を行うことが発表された当初は、1回切りと明言していました。
それがなぜここにきて2回目もあるのではないか?という話が浮上してきたのでしょうか。
調べてみた所、事の発端は先日内閣総理大臣に就任した菅氏の発言だったようです。
菅総理は10月12日に行われた公開討論会の場にて、今後の経済対策について、
と発言しました。
さらに、特別定額給付金の追加支給について聞かれたことに対しても、
と答えています。
そのほかにも、記者からの、「今後の給付金の支給はありえるのか?」という質問に対しても、「必要であれば対応していきたい」と返答しました。
菅総理の発言をまとめると
・現時点で給付金の支給については考えていないが、必要だと感じた場合は前向きに検討する
となります。
菅内閣は就任当初は支持率が高かったものの、学術会議の任命拒否などの問題で支持率は下がり始めている状態です。
1年後に再び行われる総裁選で勝利をするためにも、総理でいる間に大きな成果を出さなくてはという焦りから見切り発車でこうした発言が出てしまったとも捉えられそうです。
特別給付金2回目はいつからもらえる?
では、仮に菅総理の発言通りに2回目の給付が実施されることになった場合、いつ頃になるのでしょうか。
前回行われた1回目の給付の流れを見て行くと以下の通りです。
という流れでした。
閣議決定から受付までの流れは早かったものの、初めての手続きということもあって、各自治体で混乱が発生しました。
自治体によってはオンラインで受付を始めたにも関わらず、正常に機能しないなどのトラブルに見舞われて紙の書類による申請だけになった所もあります。
2回目の支給が行われる場合、1度経験しているのでさすがにこうしたトラブルへの対処はしっかりと行うはずです。
前回よりはスムーズに国民の手元に届く…と言いたい所ですが、手続きに沿った事務的な作業しかできないお役所仕事です。
どんなに早くても決定から1ヵ月~2ヵ月は掛かるのではないでしょうか。
特別給付金2回目が支給されるなら手続き方法は?
ここからは、2回目の給付金が支給されると仮定して、どういった手続きで行われるのかという点について考察していきたいと思います。
前回の手続き方法を見て行くと。
となっていました。
当初はマイナンバーカードを使ってオンラインで申請~という2種類の方法から選べましたが、トラブルでオンライン手続きは中止になったところもあります。
日本のデジタル技術が、世界に比べて10年以上遅れているという事実が露呈するお粗末な結果となりました。
さすがに同じ失敗を繰り返すわけにはいきませんから、仮に2回目の給付が行われたとしても前回と同じ方法になると思われます。
まとめ
菅内閣の含みを持たせる発言を受け、現在「二回目特別定額給付金の特設サイトを開設しました」といった偽のメールが配信されています。
今回ご紹介したのはあくまで2回目の支給が決定したらという話で、現時点で支給は決まっていません。
手元に不審なメールが届いても絶対にアクセスをしないでください。